2015年7月13日月曜日

仕事で覚えたEXCEL小技〜VLOOKUP関数で、過不足(差分)チェック

  2つのファイルのある列に並ぶ文字列を比較する場合、VLOOKUPを使うと簡単だ。

  例えば、毎日、売上を集計するケースでは、オーダ番号がA列にあれば、昨日の売上オーダ番号と本日の売上オーダ番号をVLOOKUPで比較して、ISNA+IF関数で見つからなければ×、見つかったら、○をセットする。
'・昨日の売上ファイルY(行数50)に本日のオーダ番号(A列)があるか'
= IF(ISNA(VLOOKUP(A2,T!$A$2:$A100,1,FALSE) ), "×”," ○”
'・本日の売上ファイルT(行数100)に昨日のオーダ番号(A列)があるか'
=IF(ISNA(VLOOKUP(A2,Y!$A$2:$A50,1,FALSE) ), "×”," ○”)

 そして、ワタシはISNA+IF関数を書くのが面倒くさいので、VLOOKUPだけで済ませる。NAがでたら、「ない」のだから・・・。

これは、あるファイルを更新して、新旧ファイルを別々にしていれば、ユニークなキーがあれば、そのキーで新旧ファイルの差分を取り、何が増えて、何が減ったかを確認できる。VLOOKUP関数は、EXCELで仕事をする場合、ホントに便利な関数だ。





2015年7月9日木曜日

仕事で覚えたEXCEL小技〜見えてるセル(可視セル)へのコピペ

  EXCELである列にフィルタをかけたときに、現在、絞られているセルだけにに特定の値や式をコピペしたい場合、「ホーム」タブの

Excel のリボンの画像
「編集」で「検索と置換」をクリックし、「ジャンプ」をクリック。そして、「可視セル」を選択した上で、コピペ。
すると、今、見えているセルだけにコピペできる。
これを忘れると、フィルタで隠れているセルにもコピーされ、具合がわるくなる。


indian gir
ここでちょっと一息のコーナーです。

 天才数学者アラン・チューリングは、生き物の文様がたった2つのルール(数式)で作られることを発見。「チューリング・パターン」と呼ばれている。
 所さんの目がテンでは、オセロの石を使った実験で、2つのルールを
周りが4つ以上異なる色に囲まれたら、中心の石をひっくり返す。
・同じ色の石が周囲2周集まると、中心の石をひっくり返す
と定義し、見事に「蛇」の文様を浮かび上がらせていた。




2015年7月6日月曜日

仕事で覚えた泥縄なACCESS習得〜既存フィールドから新規フィールドを作る

greeneyesboy






  仕事でやむをえず、ACCESSを使うことになり、月度のフィルドはあるが、年度のフィールドを持たないデータから、年度をキーに集計したくなったときに編み出した技。






 
 年月のフィールドYYYYMMから年度フィールドYYYYを作る。月度、年度ともにテキストとする。ポイントは、日本の年度の切れ目が4月なので、1月から3月の場合、YYYYの部分をマイナス1するところだ。









 年度:IIf(RIGHT([月度],2)> "03",LEFT([月度],4), LEFT([月度),4)-1)


 勿論、この技は、年度の切れ目が4月の国、日本でしか通用しない技だ。

 ここで、ちょっと一息のコーナー。

 第2次世界大戦で、ナチスの暗号エグニマの解読に成功し、戦争の早期終結に貢献した、イギリスの数学者アラン・チューリングを描いた、映画「イミテーション・ゲーム」を観た。
 その成し遂げた功績に反し、不遇の人生を送ったチューリング。気の毒というか、国(イギリス)というか、世間の対応が非常に残念だった。
 人手による暗号解読は時間がかかり過ぎるので、機械(マシン)にやってもらうというアイデアは、物凄い発想の転換だったに違いない。映画で再現されたマシンは実にそれらしく、カッコ良かった。配線をつなぐプログラミングで、円盤が回り、「ガシャン・ガシャン」という音を立てるところは、まさに、リレーコンピュータそのもの、であった。