2020年7月13日月曜日

accessのODBC接続でSQLサーバからデータ取得するときにVBAでログイン

 accessのODBC接続でSQLサーバからデータ取得するときに、SQLサーバの参照の度にログイン画面がでてくのは、ウザイ。VBAでログイン処理を書いて自動化したい。つまり、ログイン画面をポップアップさせずに、VBAでODBCでSQLサーバにログインし、データを取って来たいのだ。  よくあるやりかたとしては、ADOコネクションを生成し、DB接続情報をセット(ODBC)、接続をOpenするというrecordsetでデータを取得するというアプローチで、1レコードずつ処理することになるので、面倒くさい。
Set objConn = CreateObject("ADO.Connection")
objConn.ConnectionString = "DSN=DSN1;UID=user1;PWD=password1;" 
objConn.Open
 SQLサーバのテーブルをリンクした、選択クエリを作成している場合、SQLサーバのテーブルへアクセスするのにログイン画面がでてくる。 そのログイン画面を出さないためには、Docmdを使った「簡単な」方法があるのだ。 以下のコードを標準モジュールのどこかに記述してやる。
DoCmd.DeleteObject  Actable,"dbo_TBL-A"
DoCmd.TransferDatabase acLInk,"ODBC Database", _
 "ODBC;DSN=dsn_name;UID=user_id;PWD=pass_wd; _
 & "DATABASE= database_name",acTable,"tabl_name","dbo.tbl_name"
 このテクニックのミソは、TransferDatabaseでSQLサーバのテーブルへのリンクをログイン画面をださすに接続できる、つまり、自動的にコード内で密かにログインしているところだ。そのためにTransferDatabase acLInkの後ろにDB接続情報を記述している。そこがミソなのだ。ちなみにこの文字列はACCESSのリンクテーブルにカーソルを持っていくと、ヌッと表示されるのだ。試してもらいたい。  そして、SQLのテーブルを参照した選択クエリを実行し、EXCELにエクスポートするという2つの操作を1つのDocmdで実現できてしまうのだ。実に効率がいいね。
Dim file1 As String
Docmd TransferSpreadsheet acExport,acSpreadsheetTypeExcel12Xmi,"SELECT_QUERY_USING_SQLserversTable",file1,True